2019年7月18日木曜日

暑熱対策について(ご連絡)-JFA


地域・都道府県サッカー協会 御中
各種連盟 御中
公益財団法人日本サッカー協会


 平素は、本協会の事業に対し、ご理解・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。皆様におかれましては、大会および練習等において、暑熱に対する対策を講じていただいていることと存じます。
 本協会では、20163月に熱中症対策についてのガイドラインを策定し、通達しました。
今年は全国的に梅雨が長引き、北・東日本を中心に涼しい日が続いておりますが、気象庁が発表した今後1か月の天候の見通しによると、平均気温は各地で平年並みか平均より高い見込みとのことです。大会等の運営においては、事前に気象情報やガイドラインをご確認いただき、暑熱および熱中症予防において必要な対策を講じていただきますようお願い申し上げます。

1.開催会場の気温(WBGT値)が高い時期に開催する場合は、前日や当日に大会形式を速やかに見直すことができるような準備を行って下さい。

(1) キックオフ時刻を早める又は夕方の時間帯に変更する(夕方の時間帯は雷の影響を考慮する)。
(2) 大会要項等に定められた試合時間を短縮する(試合時間を短くする)。
(3) 試合時間内に勝敗が決しない場合は延長戦を行わずPK方式等により次回戦進出チームを決定する。

2.   上記の取り組みを行った上で、選手および関係者、観戦者に向けて以下のような設備等の手配を行って下さい。
(1) テントや噴霧器、扇風機の設置、クーラーがあるロッカールーム・諸室の手配
(2) 医師、看護師、BLS(一次救命処置)資格保持者等の常駐
(3) 救急病院の確認、消防隊員の待機や医療機関との連携
(4) 観戦者向けの休憩施設や日除け設備、飲料販売、場内アナウンス

3.   選手やスタッフ、観客の皆様の命と健康を守るため、状況に応じてガイドライン以上の対応(※)が必要な場合は、柔軟に対応をお願いいたします。その際には、審判員との十分な事前確認・共有をお願いいたします。
なお、会場の気候によっては大会及び試合の中止や延期等の判断において、躊躇なく行って頂きますようお願い致します。
(※)飲水タイムやクーリングブレイクの時間・回数を増やす、ベンチ内でスポーツドリンクが飲める環境(地面にシートを敷く等)を整える、試合中に身体を冷やせる氷嚢等の準備、ハーフタイムの延長、緊急対応用に氷・スポーツドリンク・経口補水液を十分に準備、等

4.   併せて、雷発生時の対応についても改めてご確認いただきますよう、重ねてお願い申し上げます。


<参考資料>



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